水泳の必要トレーニング例 |
何回もお話しておりますが・・・
500時間というのは改めて考えるととんでもない長さです。関連した話で”ゴルフの2万回”に当てはめて考えると、プロにプレイバック画像などでダメ出しをされ、それらを気を付けながらドライバーを振ると60分(1時間)で40本ほどになるかもしれません。つまり、1分半に1本 ということになります。 すると、ちょうど500時間で2万回のスイングとなり、それが週1回であればそのスイングが身につくまでの期間はおよそ10年間となります。
水泳はひとかきひとかきアドバイスを受けられないのでさらに効率が悪いと言わざるを得ません。本当に大変です。
さて、水泳のパフォーマンスを向上させるためにはまず、『体力』『技術』『戦術』の三角形の土台ある『体力』をしっかりつけることです。 その体力要素の中に”動作スキル(fundamental movment skills)”というものがあり、これがその上の次の段階のより複雑な競技特異的 スキルの基礎になります。 FMSとは、幅広い競技に通じる一般的な動作スキルのことをいいますが、早期専門化の競技ではこの発達を犠牲にして年間を通して1種目のためだけに集中的なトレーニングが優先されるのです。 本来、このFMSをできるだけ早い段階で身につけることは競技に長く出続けるための不可欠な条件なのですが、水泳、テニス、体操など早期専門化競技の選手はこのFMSレベルが低い傾向にあるようです。
・動作スキル(fundamental movment skills)を発達させる→競技特異的スキルの基礎
・床反力を最適化する
・推進力を増大させる(競技特異的スキル)
・抵抗を減らす(競技特異的スキル)
つまり、自分の身体を思った通りに自在に動かせるようになれることがまず必要な動作スキルで、それを元に様々な姿勢の体力トレーニングを積み、その後、その泳法に必要な身体の使い方を習得することが重要なのです。
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