私は決して身体的な運動の才能に恵まれているわけではありません。

小学生の頃に気管支喘息になり、国から公害認定を受け養護学校へ。発作が起きた時はじっとしていても呼吸が苦しくて苦しくて。

そしてスポーツ遺伝子でも日本人に21％存在する速筋瞬発系RRではありません。ごくごく普通の日本人60％のRXか日本人19％の遅筋持久系のXXです。（子供の結果から）

それなのに、そうとは知らずに瞬発系の競技を続けてきました。陸上短距離、ベンチプレス。短距離100ｍでは11秒3”まで、ベンチプレスでは160ｋｇまで。このことを知ってからは瞬発系が好きと言うだけでは日本のトップレベルまでは難しい、どうりで、という思いです。

しかし、それでも他の選手を見ていて感じる”悔しさ””競争心”から、さらなる努力で自分の未開発の才能（遺伝子）が発現するのではないか、という根拠のない期待感、自己効力感も併せ持っております。筋断面積当たりの筋出力に幅があるようにまだ限界は上にあるはずだと。

 

突き動かされる”負けず嫌い”の気持ち。これでいいと思ったらそれで終わりです。

考えられることをすべてやってみて、それこそ万策尽きた状態にならないと諦めない、”あきらめの悪さ”が選手の必須条件です。

 

今日はハイレベルの戦いを目の当たりにし、”人間の限界が伸びている”　”まだまだ行ける”と

強く感じました。

 

人生もとっくに折り返しておりますが、新章に突入です。m(__)m

 

まだまだ皆さんも、新しい刺激を身体と心に与えれば、人生自体が変わる可能性も大いにあります。　それには日常生活以上の刺激を与えることを心がけましょう。

眠っている遺伝子はたくさんあります。特別な状況になれば発現する遺伝子プログラムが体に備わっているのです。（本当です。）