防災士です!

 
これも本業ではありませんので趣味として興味のあることとして挙げておきます。
 
防災士とは・・・
   日本防災士機構が【自助】【共助】【協働】の基本理念のもと社会の様々な場で防災力を高め
   る活動ができる十分な意識と一定の知識・技能を持った者を防災士と認証しています。
  
  地震大国ともいわれている日本において防災対策は必至です。また、元陸上自衛官として
   も有事の対策と共通する考え方もありますので皆さんに正しい情報をお伝え出来たら思いま
  す。
  企業の事業継続計画BCP(Business Continuity Plan)にも関係してきます。
 
防災士の基本理念
 
                                       自助  共助  協働 
 
                                   (日本防災士機構 防災士教本より) 
 
 ここからは
 元陸上自衛官・第2級陸上特殊無線技士・救命技能認定者・防災士である私の話です。
 
 地震はいつ来るかわかりません。あなたが無防備な状態、例えばお風呂に入っている時かもし
 れません。そんな時に大きな地震が来て停電で真っ暗になったらどうしますか?棚の物は散乱
 し、もしかしたら家具が倒れているかもしれません。慌ててお風呂から出て足に怪我!くらいな
 らまだいいですが、転んで頭を打ってしまったら・・・。
 
 そして、間髪入れずに二度目の地震が来ます!これが本震か余震なのかわかりませんが、同
 程度の揺れということは経験的にわかっています。これがダメ押しになることも多いのでその前
 に行動しなければなりません。
 
 確かなことがあります。あなたはスーパーマンではありません。人を助ける前に、まず自分自身
 が被災した時のことを考えましょう。そして被災しないように準備するのです。
 
【 防災士監修(私ですけど)もしもグッズ 
 
 FREE WEIGHT GYMで用意している防災グッズをご紹介致します。ご自宅のご参考にされ
 て下さい。
                
 
 家具転倒防止伸縮棒
  背の高い家具などの転倒を防止するための突っ張り棒です。公的機関での振動実験で効果
  を実証済みということもあり、体重をかけたくらいでは動かないくらいに固定できます。
  ただ実際に建物全体が歪むくらいの大きな地震では外れてしまうかもしれませんが、しないよ
  りは安全度は高まります。
 
 
  続いて、地震が起きたしたタイミングから時間を追って必要な物を考えていきたいと思いま
  す。
 
 懐中電灯(携帯ライト)
  あ、ちょっと大きいなという地震では停電になることが多いと思います。地域一帯が停電となる
  と真っ暗です。ガスコンロを消し、電化製品のコンセントを抜き、ブレーカーを切り、、ヘルメッ
  トや持ち出し用リュックを素早く手にしなければなりませんので家のあちこちに置いておくこと
  をお勧めします。
 
 長袖・長ズボン・軍手・ハイカットスニーカー(または登山ブーツ、トレッキングシューズ)
  夏は虫よけ対策になりますし、夜や冬場の寒さをしのぐには必須です。ハイカットのスニーカ
  ーや履き慣れた登山ブーツやトレッキングシューズは歩きやすさと怪我防止のためです。自
  衛隊は夏でも長袖長ズボン、半長靴(編み上げブーツ)です。
 
 消毒薬・傷薬・バンドエイド・痛み止め・風邪薬・虫よけ・常備薬
  もう怪我をしてしまっているかもしれません。冬場なら停電で風邪をこじらせてしまうかもしれま
  せん。普段と違う状況は想像以上に身体に負担をかけます。ぎっくり腰や肩、腕、脚の痛みも
  あとから出てくるかもしれません。ご自身の常備薬にプラスしておきましょう。
 
 工具
  家具が散乱している状況では工具が必要になる場面が出てきます。物が変形していたり、非
  常用食品、備品の開封や組み立て、乾電池の交換でドライバーが、などなどです。それぞれ
  の用途の専用工具が一番ですが、かさばるし何個も用意できない場合はビクトリノックスのア
  ーミーナイフが便利です。使い勝手はそれぞれの工具には及びませんが、その大きさからは
  想像できないくらい多種類のツールが組み込まれています。
 
 軍手・靴下
  下着類はもちろんですが、ケガをしないという点で考えると散乱した家の中で必要になるのは
  軍手と靴下です。
 
 腕時計
  震災時ですので頑丈で防水、ソーラー発電となるとやはりカシオのGショックシリーズでしょ
  う。
  私は文字が大きくデジタル表示で日付や曜日、ライト機能もあるこちらをしています。
 
 
 携帯電話(災害伝言ダイヤル171)・無線・トランシーバー
  大震災は基地局も被災しているかもしれませんし、輻輳(ふくそう)してしまい、通話相手につ
  ながりにくい状況が考えられます。そこで利用したいのが災害伝言ダイヤル(171)です。お互
  いの状況を録音して相手に知らせることができます。
  また家屋の下敷きになってしまっていたり閉じ込められてしまっている場合は迅速に外に助け
  を求めなくてはなりません。そんな時はトランシーバーで近くで使用されている周波数を探しだ
  して助けを求められます。
  注意したいことは、水没してしまうと携帯の電話帳は見られなくなってしまうので、テプラ―や
  紙に書いて貼り付けておくことが大切です。
   
 
 ラジオ
  乾電池式の携帯ラジオです。
  停電でテレビが見られなくてもラジオでテレビと同じ情報を取れます。非常時にはNHKは放送
  を一元化しNHKのテレビもラジオも同じ情報を発信しているので小さいラジオがあれば役立
  ちます。
 
  
 
 水・食料
  まずは何と言っても水でしょう。とっさの持ち出しとなるとリュックに入る程度となってしまいま
  すが、ご自宅で過ごすことが出来る場合は、ヒトの水分出納は2.2リットル/日/一人なので、
  少し多めに見て3リットル/日/一人用意したいところです。以前までは3日間分と言われており
  ましたが、大きな災害ともなれば1週間~10日分は必要となります。
  それから食料です。バランス栄養食を基本にその他日常的な嗜好を元に少しでも多くの種類
  を用意しておきたいものです。
  
 
 歯磨きセット
  長期間を想定し、歯の健康を保つためには欠かせません。
 
 トイレ
  水分を摂ったら不感蒸泄(皮膚からの蒸発や呼気に含まれる水分)を除き排泄しなければな
  らないので必須です。
  写真は携帯できる組み立て式のトイレです。中に黒いビニール袋を敷いて凝固剤を入れて使
  用します。ビニール袋や凝固剤はたくさんあるに越したことはありません。
 
  トイレスペースが確保できない場合もあるので携帯式も準備しておくといいでしょう。
 
 身体拭きシート
  お風呂に何日入れないかわかりません。汗と皮脂の分泌は時間が経つと細菌で皮膚炎にな
  ることもありますので清潔に保ちたいところです。
 
 
 ライフジャケット
  地震による津波、豪雨による外水氾濫、冠水などで水没した場合に備えて用意しておけば安
  心です。
  写真(左)はベストタイプでボンベが付いているので紐を引くだけで即座(3~5秒)に空気が入
  ります。万が一空気が足りなくなったら吸気チューブが付いているのでふくらませて浮力を回
  復できます。こちらは体重150kgまで対応できます。
  また、横にホイッスルが付属しておりますので、体力が落ちてしまった状態でも助けを呼ぶこ
  とができます。
  写真(右)はウエストポーチタイプでボンベの紐を引くと(3~5秒)でウエスト周りに浮き輪のよ
  うに膨らみます。こちらも体重150kgまで対応できます。
  一つが故障していた場合に備えて予備があると安心ですね。
 
 
  テント・寝袋
  震災直後から避難所には多くの人が避難してきます。そして備蓄が尽きる3日目以降
  にはさらに増えると言われており、行動制限やプライバシーがない状況でストレスが高
  まり体調を崩される方も少なくありません。
  普段より、避難計画をし、親戚や別荘などを準備しておけば分散避難が出来ます。
  あるいは、キャンプのように外にテントを張り避難生活も選択しになります。
  私は一定以上の広さのテントと寝袋も用意しています。
  また外であれば、ガソリンによるエンジン発電機も使用できます。
 
 
 発電機
  よく屋台などでブーンとエンジン音がしていると思いますが、あれが発電機です。
  車やバイクと同じガソリンで動くエンジンです。
  出力は様々で、大きくなればたくさん同時に使えますが、音も大きくなり、燃費も悪くなります。
  一般的な生活では1500wあれば十分だと言われております。こちらは1700W。
  正弦波ですので出力が一定で精密機械でも大丈夫です。USBポートもついており便利です。
  
 
 
 全自動AED
  ストレスが多い避難生活では体調を崩されて亡くなるいわゆる関連死も多くなります。
  万が一の時の救命アイテムAEDです。
 
 
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  特別なパーソナルジム【FREE WEIGHT GYM】