必要な運動量の計算方法(前編) |
最近の欧米の研究によると『体力』も生活習慣病の独立した罹患予測因子であることが
示唆されています。
『体力』には、遺伝的な素因も大きく影響していますが、一般に身体活動量の多い人の
『体力』は高いといえます。
しかし、日常生活における低い強度の身体活動が多くても『体力』が高いとは限りません。
つまり『体力』を高めるための運動強度には下限があります。
身体活動の強さと量を表す単位として、身体活動の強さについては酸素消費量を示す単位「メッツ」を用い、身体活動の量については「メッツ・時」を「1エクササイズ」と呼ぶこと
にしました。
①「メッツ」(酸素消費量を示す強さの単位)
身体活動の強さを、安静時の何倍に相当するかで表す単位で、座って安静にしている
状態が1メッツ、普通歩行が3メッツに相当します。
②「エクササイズ(Ex)」(=メッツ・時)(量の単位)
身体活動の量を表す単位で、身体活動の強度(メッツ)に身体活動の実施時間(時)を
かけたものです。より強い身体活動ほど短い時間で1エクササイズとなります。
(例)
3メッツの身体活動を1時間行った場合:3メッツ×1時間=3エクササイズ(メッツ・時)
6メッツの身体活動を30分行った場合:6メッツ×0.5時間=3エクササイズ(メッツ・時)
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特別なパーソナルジム【FREE WEIGHT GYM】
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