必要努力量を伝える

  
先日、会員の方が”このジムは嘘がない”と言われておりました。
話を聞くと、よそのジムは悪く言えば”ほめ殺し”らしいのです(笑)。
確かに、そんな簡単にこなせて笑顔で毎回気持ち良く元気に終わり、結果を出せるならスゴいです。私も習いたいです。
しかし(今までたくさん書いている通り)ことはそう簡単ではありません。ある一定期間過ぎてみると、クライアントは結果が出ていないことに気づきます。そして、自分に才能がないと自信を失ってしまうかもしれません。また逆にこのジムではだめだと他を探すかもしれません。
”ほめ殺し”だけでは結果は出せませんね。
 
先日の研修の米国オリンピックトレーニングセンターのS&CコーチのBrandon氏はこんなことも言っておりました。
「選手に対して我々ができることは大きな川を渡らせること(金メダルを取らせること)ではなく、その岸辺まで連れていく(高いパフォーマンスを出せる可能性をできる限り高める)ことだ。」
誰でも基本的に”楽をして早く結果を得たい”わけです。ここをどう説明するのか、説明できるのかだと思います。
 
目標に対してどのくらいの努力が必要か。これはクライアントとトレーナーでは相当な開きがあると感じております。
「この私がこのくらいの努力をすれば叶うはず。」と考えているクライアントを「いやいや、一流のアスリートの才能でこれくらいなんだから、あなたならこれくらい。」と言い方はどうであれ、しっかりと必要な努力量を根拠と共に提示すること、提示できることが重要です。
それで、クライアントが心が折れる(ドロップアウトする)ならどのみち達成は難しいので無駄な時間やお金を費やさせずに済みますし、クライアントご自身なりの(達成可能な)目標への変更
につながります。
逆にいやいや”それでもやる”という方は根性もあるでしょうから山を越え、谷を越えどんな夢も叶う”ガンダーラ”の岸辺に連れて行って差し上げれば良いのでしょう。
 
 
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