トレーニングの先にあるもの |
よく、楽しくトレーニングしたい、これをするとどんな良いことがあるのか理解してやり、その壁を乗り越え、それを獲得したいという声を聞きます。
裏を返せば、自分にあまり関係ないトレーニングはしたくないということでしょうか。
そもそもトレーニングはそういうものではありません。
まず、前提として体力(防衛体力・行動体力)を減少させるものをマイナス要因、向上させるものをプラス要因とすると次のようになります。
(マイナス要因)
・加齢・・・年1%筋力低下していくことは広く知られているところです。また、身体の様々な細胞は古くなれば新しく再生されますが、再生回数は部位により決まっており、その後はアポトーシス(細胞死)を迎えます。
・病気・・・運動と免疫力という観点からみると、有名なJカーブというグラフがあります。運動をしない人は罹患率が高く、適度に運動する人は罹患率が低くなることを表わしたグラフです。風邪やインフル・コロナその他疾患に罹ると熱が出て動けなくなり、食欲もなくなり、痩せていき急激に体力は低下していきます。
・ケガ・・・病気と同じように自由に動けなくなると活動・行動範囲が狭くなり消費カロリーも小さくなり代謝にも影響が出てきます。
仮に病気やけがで入院など、寝たきりになると、2日で1%の筋力低下(1年分の加齢現象と同じ)します。
(プラス要因)
・トレーニング・・・運動は計画的に身体を動かすことをいい、現代の摂りすぎたカロリーを消費し、代謝を落とさないことを目的としていますが、その中でもトレーニングはそこからさらに一歩進んで体力を向上させようというものです。
現在持っている自分の体力を10とすると、日常生活で使う体力は5。これをトレーニングで体力を15にすれば、日常生活は1/3の体力で楽々過ごせるようになり、よりアクティブに体力の心配なく、臆することなく行動範囲を広げられ、さらなる楽しみや可能性が広がります。
これこそがトレーニングの醍醐味です。
これらをたった一つの種目で達成させられるものではありません。弱点は強化し、バランスよく、総合的にトレーニングしてこそ達成できるものなのです。
それを一人称で主観的にバランスを判断できるでしょうか。答えはNOです。だからこそ安全に最短期間で結果を出すパーソナルトレーニングが重宝されているのです。
特に長年偏った身体の使い方をされてきている中高年世代は身体も硬くバランスも大きく崩れています。見よう見まねでトレーニングすることは大変危険です。
今一度、原点に帰って自分は何のためにトレーニングするのか、考えてみましょう。
そしてまた明日から、頑張りましょう。\(^o^)/
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特別なパーソナルジム【FREE WEIGHT GYM】
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