プロフィール詳細

 
 運動が好きになった

  私の運動に対する思いの原点は小学校の頃にあります。 
当時、国から気管支喘息の公害認定を受けていた私は風邪をひくと発作が出て大変苦しい思いをしておりました。  
週1回学校を早退しては文京区にある東大病院へ行き、ハウスダストやクラドスポリウムなどのアレルギーの元を6種類ずつ前腕に注射してノギスでその腫れが小さくなっていくのを待ち続けるという(免疫をつくり慣らす)治療を受けていました。  
1年ほど続けましたが症状に大きな変化がなかったため、その後進級と同時に親元を離れ千葉県にある寮制の養護学校に転校いたしました。
そこでは毎朝上半身裸で約2kmのランニングと乾布摩擦を行い、夏場には海での遠泳を行いました。そんな生活を2年間続けるうちに症状も軽くなっていきました。 これが体を鍛えるとどうなるか、自覚するきっかけとなりました。 
その小学校卒業後もしばしば発作は出ておりましたが、走ることが好きになった私は中学・高校と陸上部に所属し意図せずに循環系に負荷をかけ続けました。  
そんな運動づけの生活を送っているうちにいつの間にか風邪をひいても発作は起きず、現在はなんともありません。(^^)v 気管支喘息が治らないなんて言われておりますが、事実として私は治りました。
 
 
 営内班にて(
横須賀武山駐屯地) 
                                            
その後は逆に体力には自信が持てるほどになり、さらに身体を鍛えるために自衛隊に入隊。体力作りはもとより自衛官として必要な様々な訓練を受けて参りました。
当時は様々な企業が新入社員の研修として体験入隊をさせており、体力向上や規律を守った集団行動など社会人としての人間形成に役立っているようでした。
 
 射撃の訓練-膝撃ち(朝霞駐屯地)
 
 写真上の星型が体力1級徽章、下のダイアモンドがレンジャー徽章
 
そんな自衛隊では体力検定(各種目100点満点の6種目)という学校でいえば体力測定みたいなものがありまして、この結果により1~6級、級外と成績がつけられます。
1級は450点以上、以下50点未満毎に級が下がっていきます。
変わった種目といえば50kgの土嚢を担ぎ50mを何秒で運搬できるか、さらには4秒に1回の懸垂を何回できるかなどがありました。
私は厳しい班長・副班長のもとで体力を向上させ、土嚢運搬は8秒1で84点、懸垂は26回で100点、6種目計504点で1級を取得しバッジ(1級徽章)をつけていました(射撃写真左胸)。
また前期教育隊終了時には1大隊約300人強の中で首席となり大隊長賞も受賞致しました。
これらのトレーニングはかつて流行りました”ブートキャンプ”にも通ずるところがあります。
(^-^)
 

 銃剣道の訓練(二段取得)
          
 
 当時横須賀の武山でお世話になりました、班長の習志野第一空挺団・空挺レンジャーの野口三曹、副班長で同じく空挺の吉永三曹には大変感謝しております。m(__)m 
自衛隊最強ともいえる空挺では体力検定3級以上でないと配属されないとのことでしたが、現実では1級が当たり前で1級バッジは取って当然の『くそバッジ』などと言われているという当時のお話が蘇ります。(^-^)
私のいた第286期には私ともう一人体力検定1級を取得した隊員がおりましたが、第286期にはあいにく空挺の配属枠がなく、私はあの自衛隊体育学校がある埼玉の朝霞駐屯地の部隊に配属となりました。
そこでは地雷原をホフク前進して地雷を見つけ出し、TNT爆破薬に雷管を埋め込み、回路構成をして地雷原を誘爆させたり相手の上陸を阻止するため橋などを爆破する訓練や逆に落とされた橋の代わりに川幅にボートを敷きつめ、その上にボーク(鉄板)を固定し戦車を渡す架橋訓練など本当にランボーさながらの訓練をして参りました。
 
 
 北富士演習場での訓練  
 

 大隊長賞 褒賞状


 自衛隊体力検定 1級褒賞状
  
 銃剣道二段証 
 
多くの方々が経験しておられるように運動により体力を向上させることは病気を克服したり、ストレスに強い身体をつくることにつながります。これを私自身も身をもって体験して参りました。
 
そうしたことがきっかけで以下のような進み様々な経験を積んでまいりました。
 
 指導経験
                                                                  
ここまで読まれた方はハードなトレーニングをイメージされるかも知れませんが、現在は痛みや糖尿病(予備軍)の方の指導を中心としておりますので皆さんにハードなトレーニングを課すわけではございません。
世界で最も信頼されている国際的な資格を取得し、それらガイドラインに基づいてその方に適した内容を運動処方しておりますので御安心ください。(^-^)
年齢的には22歳から87歳までの方を指導させていただいており、中には15年以上の長期にわたってご愛顧いただいている方もおります。  
そんな私の運動指導歴は35年目(令和六年現在)になりますが、指導開始当初は当時多くの著名人に利用されていた瀬田の「ザ・スポーツコネクション」で指導に携わって参りました。
今から34年前の当時はスポーツといえばオリンピックやメジャーリーグに代表されるようにアメリカが強く、そのトレーニング方法の中心としてストレングス(筋力)がより重要という考えが一般的でした。
技術を獲得するにはまずストレングスから、というわけです。
私自身も選手と共に強い筋力、心肺持久力、見栄えのする身体、そしてそのスポーツ特有の動きを追及し、ダイナミックに選手が観客を魅了することに意義を感じておりました。  
そしてストレングスを重要視したもう一つの理由としてスポーツシーンではここぞという瞬時の場面ではよほど経験、体力、練習量が多くないと練習した技術は生かせない事が多く、どちらかというと技術を超えるパワー(アメリカ的)をつける方が早く確実と思われていたことが挙げられます。
 
  '98.8 ヒクソン・グレーシー戦前のトレーニングの高田選手に同行しLAに

                                同行中のLAにて『路上の王』と呼ばれるマルコ・ファス選手、ペドロヒーゾ選手らと

                                        同行中のLAのブラジル料理店にてマルコ・ファス選手と

 しかし、その後の流れはそういった豪快さではなく、ヨーロッパでのサッカーやポロなど技術系スポーツでの機能的なトレーニングが注目されてきております。                                              私自身も同時期の’97~’98にトレーナーとしての技術や知識の幅を広げるためにリフレクソロジーの勉強をし技術を習得致しました。                                                             24年前当時はまだ誰もリフレクソロジーを知りませんでしたが、私はトレーナー業の傍らリフレクソロジーサロン『FROM OTTOMAN』の経営をし、3年間に渡り延べ2,000人以上の施術をさせていただきました。

                            ’98.3 RAJA理事長と校長と  

その後、公共の施設の総括責任者に就いたのを機に、指導対象を一般の方々に移し、生活習慣病や五十肩・腰痛などの予防改善のための機能回復的な指導が中心となりました。

ホテルニューオータニの高級ジム「ゴールデンスパ」では”スパアップス”と呼ばれるマンツーマン体操を中心に高齢者を指導、さらにその後には、川崎にあります馬嶋病院でも介護予防の一環として非該当の方から要介護2までの方を対象としたパワーリハビリという機能回復訓練の事業に携わり知識・技術面で経験を積んで参りました。

                             '05馬嶋病院にて パワーリハビリ指導風景   

経験を重ねるにつれて感じることがあります。それはトレーニングというものは独りでは効率よくうまくできるものではないということです。このことはスポーツ選手に限らず一般の方々も同様です。  
普段日常生活で当たり前に動かしている自分の手足の動きの癖など、違和感を抱いている方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。  
それを客観的な目で見、姿勢、動き、フォーム、関節の角度、筋肉の伸びちぢみ具合など、自分自身の中で必要な気づきを起こさせるにはパーソナルトレーナーは絶好のパートナーといえます。

⇒⇒⇒           
 ウィンギングバックエクステンションでの肩甲骨内転の意識を高めるためののフォーム指導

また、気が乗らない時などもスケジュールに沿って後押ししてくれます。ですから独りでトレーニングするよりも何倍もの効果が出るのです。そして効果が出た時の喜びはご本人だけでなく、パーソナルトレーナーも同じです。         私は一人でも多くの方にその喜びを味わっていただきたいためにこの仕事を選びました。

現在はFREE WEIGHT GYMでパーソナルトレーナーとして中高年齢者の元気になるための運動指導やリハビリのお手伝いを中心に活動しております。

                               肩峰下インピンジメント(肩関節周囲炎)での他動的な肩の外転・内旋・外旋運動 

 

 講師・検定員活動

健康に関する一般向け講演やACSMNSCAの資格検定講習会の講師・検定員もおこなっております。

    2022.NSCAジャパン機関誌 掲載記事(Vol29 Number 1)

     サプリメントの上手な取り入れ方 -人生 100 年時代に向けて-

     (コーディネーター 元フジテレビアナウンサー 平井理央 氏)

    2021.12.11 NSCAジャパン S&Cカンファレンス2021講演【動画】 

    2020.6.24  NSCAジャパンキャリアインタビュー【動画】 

       0:35 インタビュースタート

       0:48 現在の仕事について

       7:38 これまでの経歴について

      12:10 ターニングポイントになったこと

      13:45 ジムの経営について

      19:36 指導について

      25:03 NSCA認定資格を知ったきっかけ

      26:32 情報収集の方法

      28:42 パーソナルトレーナーとしてのキャリア

      33:02 S&Cコーチ・パーソナルトレーナーを目指す方へ

    2017.NSCAジャパン機関誌 掲載記事(Vol 24 Number 4)

    2016.9.10 NSCAジャパンセミナー講師

    2014.2.12 NSCAジャパンセミナー講師

 

                         NSCA トレーナー向け実技講習 『ベンチプレス』

 NSCA トレーナー向け実技講習 『ハングクリーン』
  
 NSCA トレーニング指導者向け実技講習 『バックスクワット』
 
 NSCA カンファレンス2011.10.17 
    専門家向け講演 『日常生活とスクワット姿勢のつながり』
 
  一般向け講演 『アンチエイジングについて』

       

 最後までご覧いただきましてありがとうございます。以上の経歴をベースに指導させていただいております。       宜しくお願い申し上げます。<m(__)m>
 
〒105-0003 東京都港区西新橋2-19-4喜助西新橋ビルB1F
  特別なパーソナルジム【FREE WEIGHT GYM】